お葬式の基礎知識 BASIC KNOWLEDGE

葬儀のマナーについて

ご香典などの不祝儀について

不祝儀は遺族様に弔意を表す重要な事柄でありながら、意外と知られていないマナー違反もたくさんあります。

1.表書き

不祝儀袋の表書きは宗旨・宗派によって異なります。
わからない場合はあらかじめ尋ねておくべきでしょう。
宗旨・宗派 表書き1 表書き2 表書き3
仏式 浄土真宗 御佛前 御香典  
その他の宗派 御佛前     御香典 御霊前
神式 御神前 御玉串料 御霊前
キリスト式 御花料 御ミサ料  

2.包み方

キャプションです
金額は付き合いの深さ、出す方の年齢・立場、地域性などによって様々です。
注意したいのは、連名で包むのはあくまで職場や団体でまとめる場合のみに行い、中に個別の名簿を入れなければいけません。個人ではマナー違反となります。
必ず袱紗につつみ、裸では持ち歩かないようにします。
水引は結びきりのものを使い、袋の後ろは上部を上に重ねるようにします。
内袋に住所、金額、電話番号を必ず記入しましょう。

後日の整理の時、遺族様の負担とならないよう心がけるべきです。
 

3.渡し方

キャプションです
必ず通夜、もしくは葬儀に参列したときに渡します。
参列できないからといって、その前に渡すのは失礼になります。
どうしてもというときには、後日御参りに行ったときに渡すとよいでしょう。
遠方の場合は不祝儀袋ごと書留でできるだけ早く送ります。あわせて弔電を打つと良いでしょう。
受付がある場合はそこに出します。ない場合は遺族に直接手渡します。
どちらの場合も相手側から字が読めるように差出し、お悔やみの言葉を添えます。